今回は『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』という本を読んでみました。
本の要約練習、自分向けのメモも含めてまとめてみたいと思います。
概要
- 「言いたいことが、うまく言葉にできない・・・」
- 会議の時、上司や同僚から「どう思う?」と聞かれても、うまく答えられない
- 答えを求められると頭が真っ白になってしまうことも多い
このような経験で悩んでいるビジネスパーソン向けに「言語化力」を磨くメソッドが本書で紹介されている。
「思いをうまく言葉にできない・・・」がなくすために、本書は以下の目次で構成されている。
第1章 人は「伝え方」より「言語化力」で評価される
第2章 どうしたら「言語化」できるようになるのか?
第3章 瞬時に「言語化」できるようになるシンプルなトレーニング
第4章 瞬時に「言語化」できるようになるシンプルなトレーニング【実践編】
第5章 もっと「言語化」できるようになる方法【発展編】
印象に残ったこと
第1章〜第2章にかけて、コミュニケーション力(=伝え方)と言語化力は別であることを著者は強調している。言われてみれば確かにその通り。私も含め、無意識に一緒にしてしまっている人は多いのでないかと思う。これまでも仕事でメールを書くを早くしたい、会議で発言できるようになりたいと、いくつか本を読んできたが言語化というワードは見てこなかったため、とても印象に残っている。
また、実際のトレーニング方法が以下のようにシンプルであることも良かった。
- A4縦書きの紙を使用する
- 問いを1つ決める
- 問いに対する「思考(どう思う?)」「理由(なぜそう思う?)」を芋づる式に書き出す
これを1枚2分1日3枚といった1日6分程度のシンプルなものであり、実践しやすい内容となっている点も良かった。
コメント
著者曰く、この言語化力トレーニングは、2週間もあれば効果を感じられるようになると言っているため、継続していきたい。
また、本書の趣旨とは少し外れるが、コミュニケーション力と言語化力の例のように、無意識に一括りにしてしまっていることが他にもあるように思う。もっと普段から物事を分解して考えることができれば、最も重要な部分に注力して取り組めるようになるのではと思った。